台風狂騒曲

昨日は台風に振り回された一日でした。

 

まずは子どもたち。

普通に登校したものの、12時半に下校という連絡。

迎えに行くと、まさに12時半に暴風雨が。

この状態では帰れないと、しばらく待機。

おさまるのを待って、帰宅しました。

 

家で子どもとウダウダしていると

2時半頃から暴風雨が本格化。

3時頃、小田急線が止まったという情報をTwitterで入手。

夫は3時半頃、帰宅許可が出たので帰る、と。

 

夫は、小田急が運転再開というので、とりあえず地下鉄で代々木上原に向かいました。

私はネットで情報収集。

各路線名で検索したTwitter発言を一覧で見られるページなどがあり

あの線がとまった、この線は動いてるらしい、みたいなつぶやきを

おもしろくウォッチしてました。

 

夫が代々木上原に着く頃には、小田急はまた全線停止。

しばらく待ったものの、再開の目処はなく(そりゃそうだ、一番台風が近づいてる時間

なんだから)

地下鉄で戻って、渋谷に出てみたそうです。

 

渋谷から成城学園前行きのバスに乗ろうとしたものの

渋谷のバス停は人、人、人だったそうです。

今朝の朝日新聞にもこの写真が載ってましたー。

 

「バスはあきらめて、とりあえずどっか歩く」というので

仕方ない、と暴風雨の中、子どもを載せて車で夫レスキューに出発!

渋谷近辺は道も混んでいるというので、とりあえず目的地は池尻。

 

車を出してみると、すごい雨風。

道には、どっかから飛んできたゴミ箱やら、三角ポールやら。

地面には地吹雪のような雨。

「ひー、こわいよー。」といいながら、運転。

道は、タクシーやトラックといった商業車くらいしか走ってませんでした。

 

地吹雪の中を走ってみるみたいーと思いながら

あ、でもボルボはもともとこういう天候がよくある国の車か、と思うと

ちょっと安心。

確かに、鉄板が厚くて、車体が日本車に比べて重いので

風にあおられるという感覚はあまりありませんでした。

信号待ちで待っているときなど、前の車は、ぐらぐらと風で揺れているけれど

うちの車は揺れていないように感じました。

普段は、燃費悪いし、ドアが重いし、開閉に大きな音するし、、、と思ってた部分も

役立つ日が来るとは..。

 

そんなこんなで、道はすいていて、東名川崎、首都高と順調にすすみ

30分弱で池尻に到着。

夫も徒歩で池尻の出口についており、無事救出。

 

池尻から帰る246は、結構渋滞していましたが

7時すぎに自宅に到着。

 

都内の道は、ビニール傘がいたるところに落ちていました。

ビニ傘だとすぐ折れて、それを飛ばされたり、捨てちゃったりする人が

多いんでしょうね。風に飛ばされて、凶器と化していました。

各バス停には、長蛇の列。

でも始発でもなければ待っていても乗れないことでしょう。

あきらめてひたすら歩いている人も多かったです。

 

いやいや、都内はなかなかの騒ぎでした。

 

帰宅する頃には、雨はやみ、風も収まりつつありましたけどねー。

ほんと半日の狂騒曲でした。

 

会社によっては、1時頃帰宅命令が出たところもあるらしく

それが一番の正解でしたね。

 

ただ、このところ台風は進路がそれることが多かったので

「今回も直撃はしないんじゃない。来ても東京はそうでもないんじゃない。」と

甘く見た夫のような人も多かったようで。

 

自然は甘くみちゃいけませんね。

 

でも、Twitterウォッチは面白かったです!